(分解整備認証に加え作業場面積・ツ-ル(診断機等)・要員の講習、実習、試問に合格必須条件を満たす認証工場)
「特定整備」とは要約すれば、従来の「分解整備」にADSA(先進運転支援システム)や自動運転システム点検整備を追加したもの全体をさします。ADAS普及の火付け役となったスバルの「アイサイト」が市販されてから10年前後経っていますが、ADASを司るセンサ-の不具合による事故はすでに起こり始めてます。さらに今後ADASの進化普及し、自動運転システムが市販されればセンサ-の不具合のリスクはますます高まります。このように、法律が技術と実社会の変化に追いついてない状況を解消するため、ADASや自動運転システムも言わば「さわるなキケン」な部位に追加し、名前も「分解整備」から「特定整備」に変更し、新しい制度に移行します。具体的には、2021年10月1日より車検や12ヶ月点検はもちろんADASなどのセンサ-故障や不具合の場合、関連するセンサ-が装着されたバンパ-やガラスの脱着が伴う整備・修理も、「特定整備認証」取得したグリ-ンの標板の整備工場へ入庫しなければ作業ができません。
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